調査対象となったのは2010年度から2014年度にかけて販売された「アイサイトver2」搭載車。最新のver3が出る前の車両ですが、その事故発生件数は驚くほど違います。
およそ、25万台のアイサイト搭載車と、5万台の非搭載車の事故情報を元に、富士重工業が独自に算出した、1万台あたりの事故発生件数という指標で比較したデータを見ると、全体として事故発生は61%減。とくに、自動ブレーキの効果がもっとも期待できる追突事故については84%も減っているのです。
対歩行者での事故も半減させる効果のあるアイサイト。ドライバーをアシストする安全装備としての効果が想像以上に優れていることが、この数字からも感じられます。
(山本晋也)