2015年を振り返ると「ホンダ・S660」「マツダ・ロードスター」といった運転が楽しいモデルはもちろん、新型「プリウス」などの注目モデルが数多く誕生しました。
それと比べると2016年に国産メーカーが発売するクルマの情報はなく、ひょっとしたら今年はハズレ年と思っていませんか?でも、ご安心を。
あくまで暫定的なものですが、2016年も注目を浴びること間違いなしのモデルが控えています。
■スズキ・アルトワークス
すでに販売されていますが、新年一発目の注目車は「アルトワークス」です。
「アルト」のフルモデルチェンジに合わせて発表された「ターボRS」が、かの“ワークス”の再来と考えられていましたが、昨年開催された東京モーターショーの会場にさりげなく“ワークス”のコンセプトモデルを展示して注目を集めました。
「いま、マニュアルに乗る」というキャッチのとおり、トランスミッションには5速MTを搭載。直3ターボエンジンはコンピューターにも手が加えられ、KYB製サスペンションやRECAROのセミバケットシートなど、より走りを追求した一台に仕立てたとのこと。
それでいて、価格は150万9840円~とお手頃。限りなく現実的なスポーツカーとして要注目の一台です。
■スズキ・イグニス
同じくスズキからまもなく発売されると目されているのが「イグニス」です。東京モーターショーでもすでに市販版とも言えるモデルが展示されていました。
SUVルックなボディのサイズは3700×1660×1595mmと小柄。パワートレーンも1.2L 直3にマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたものが搭載されるとのこと。
■トヨタ・86
2012年の発売から毎年進化してきた「86」に、今年マイナーチェンジをするのでは?という噂が……。
詳細は明かされていませんが、いまなおスポーツカーとしては最も売れ筋モデルなだけに、その進化がもたらす真価には注目を置かざるを得ません。
■トヨタ・C-HR
東京モーターショーのトヨタブースのステージ上に、新型「プリウス」/「SF-R」と並んで展示されていたのが「C-HR」でした。
コンパクトSUVである「RAV4」の後継機と目されており、メカニズムなどは新型「プリウス」と共用が考えられています。スタイルや走りもさることながら、行動派に支持されるSUVというジャンルだからこそ、やはり燃費は気になるポイント。