【CES2016】トヨタのFCVは近い将来、地域の電源になる!

トヨタ自動車が米ラスベガスで1月6日~9日にかけて開催された世界最大の家電見本市「CES」にFCV(燃料電池車)のコンセプトモデル「TOYOTA FCV PLUS」を出展、燃料電池技術の可能性や持続可能な社会に向けたトヨタのビジョンを提示しました。

TOYOTA_FCV_PLUS

昨年の東京モーターショー2015にも出展された同モデルは、近未来の水素エネルギー時代に向けた燃料電池車となっています。

同社が考えている将来の姿は水素の「地産地消」が成立している社会。そこではクルマが電力を作り出すインフラの一部として機能しています。

クリーン生成された水素を電力に変換することで、環境保全やエネルギーセキュリティの有力な解決策にもなるという発想。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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