マツダはドライバーが思いのままにクルマを操れる“人馬一体”という哲学を全てのモデルで実現させています。その考えはドライ路面に限った話ではありません。
雨が降って濡れた路面、雪が積もって滑りやすくなった路面そして非舗装路などいかなる路面状況においても、思いのままに操れるようにという思いで開発されたのが、新世代4WDシステムのi-ACTIV AWDです。
このi-ACTIV AWDはコンパクトカーのデミオからフラッグシップモデルのアテンザまで新世代マツダ車の全てに搭載されている4WDシステムで、多くのセンサーによってドライバーの意図とタイヤの動きそして路面状況をリアルタイムにモニタリングします。
そしてスリップする前に前後輪のエンジントルク配分を2WDに近い状態から直結4WDに積極的にコントロールすることで、路面状況を選ばない走破力と操縦安定性そして、2WDと差のない燃費性能を実現するシステムです。
そこで今回は、i-ACTIV AWDにいたるまでのマツダの4WDの歴史を振り返ってみましょう。