日本初のフルタイム四駆はマツダだった!AWDと言えばマツダとなる可能性が高い2つの理由

そして現在マツダの4WDシステム主流となっているi-ACTIV AWDの直接の先祖は2005年に登場した初代アテンザマツダスピードアテンザに搭載されたアクティブトルクコントロールカップリング4WDシステムです。

リアに電磁式電子制御多板クラッチ機構を採用し、エンジントルクを配分するアクティブトルク制御型の4WD方式です。

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この4WDシステムをより進化させ、スカイアクティブテクノロジーと協調し、さらに高い次元を目指して生まれたのが、i-ACTIV AWDというわけです。

「4WDだから」という過信は禁物ですが、様々な路面状況の変化にクルマがセンサーでモニタリングして常に最適なトルク配分を行ってくれるので、ドライバーは安心して運転に集中できるというわけです。

(文:萩原文博/撮影:前田惠介)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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