機能面では「SKYACTIV-D 1.5」搭載車の「XD Touring」、「XD Touring L Package」、別記事でもご紹介する特別仕様車の「XD BLACK LEATHER LIMITED」に、CX-3で初採用されたエンジンのノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」が装備されています(下の写真はCX-3)。
CX-3と比べてややディーゼル特有のノック音が伝わってくる感じを受けるデミオですが、同装備により静粛性を向上させることで、極低速域での質感向上に寄与するはず。
また、新たに「DE精密過給制御」が採り入れられています。こちらは、軽負荷領域でのアクセル操作に対してクルマがリニアに反応する緻密なエンジン制御を実施し、「SKYACTIV-G 1.3」搭載車を含む全車において電動パワーステアリングの応答初期のコントロール性を向上させることで、走りの質が高められているそう。
ほかにも「13Sスポーティパッケージ装着車」、「13S Touring」、「13S Touring L Package」、「XD」、「Touring、XD Touring L Package」、「特別仕様車BLACK LEATHER LIMITED」にシャークフィンアンテナが標準装備されたほか、シートヒーターも上級グレードに用意されています。また、グレード構成も見直され、「SKYACTIV-G 1.3」搭載車に新グレード「13S Touring」が追加されています。
一部改良を受けたマツダ・デミオ。発売日は「SKYACTIV-G1.3」搭載車が1月15日、「SKYACTIV-D1.5」搭載車が1月22日の予定で、価格帯は、「13C/2WD」の135万円から「XD Touring L Package/4WD」の221万4000円となっています。
(塚田勝弘)