世界的にSUVの人気が高まっているのは周知の事実であり、いまでは一部のブランドを除き、ほぼすべてのブランドが少なくとも1台はSUVをラインナップしています。
その数は年々増すばかりで、日本でも購入できる車種は60種を上回るほど。ですが、中には販売が終了したモデルもありました。
日本でも人気のドイツ御三家の一角「アウディ」では、同社のSUVのなかでも最もサイズが大きい「Q7」は、2006年10月から販売されていたものの、2012年に販売を終えてしまいました。
ところが、2015年10月28日。東京モーターショーの会場にて、新型「Q7」を2016年春を目処に導入を予定しているとアウディジャパンは明らかにしたのです。
新型のトピックのひとつは軽量化であり、アルミの使用率を41%まで上げた結果、ボディだけでも約71kgの軽減に成功。サイズもわずかながらに小型化され、取り回し性もアップしているとのこと。
日本へはまずガソリンエンジンが導入される予定ですが、新型「Q7」には367ps/700Nmを誇る一方で、50kmのEV走行や100kmをわずか2.5Lで走るというプラグインハイブリッド仕様があるのも注目のひとつ。ただし、こちらの導入はガソリンエンジンよりも後を予定しているようです。
(今 総一郎)