注目はスバル史上最強を誇るパワーユニット。
ベースとなるVAB型WRX STIに搭載されるEJ20Y型エンジンに、バランス取りされたピストンなどを組み込み、専用チューンのECUを採用することで、最高出力328ps(241kw)/ 7200rpm、最大トルク431N・m(44.0kgf・m)/ 3200~4800rpmというとてつもないパワーとトルクを発生します。
一般道や高速道路でも、そのパワーを使い切ることはほぼかないませんが、料金所からの合流や、登りのワインディングなどでその片鱗を垣間見ることができます。
バランス取りされたエンジンにより気持ちよく吹け上がるEJ20ユニットは、ベースのエンジンが完熟の域に達していることもあり、新世代BOXERとはまた異なる陶酔感を満喫することができます。
純正状態での最大ブースト圧はオーバーシュート時で1.59を示しましたが、ベースのWRX STIでも同程度の数値をマークすることもあるので、ブースト圧に関しては大きく変更はされていないようです。