シトロエンのカジュアルEV「メアリ」は30kWhの電池搭載で2016年春に発売

シトロエンから、1968年に登場したロングセラーモデル「メアリ」の名前が復活します。

今度のメアリは電気自動車。しかし、4シーターオープンで、ロードクリアランスの余裕を感じさせるスタイルというカジュアルさは健在で、車名は電気自動車をアピールする「E-メアリ」となっています。

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まるで、コンセプトカーのようなルックスにも見えますが、れっきとした市販予定車。ボディカラーはブルー、オレンジ、イエロー、ベージュの4色が用意され、ルーフカラーはブラックとオレンジレッドになるということです。

100%電気自動車の「E-メアリ」のバッテリーは、安全性の高いBolloré社の金属リチウムポリマー電池(LMP)を採用しているのが特徴。その総電力量は30kWhということです。

最高速度は時速110kmで、充電時間は10Aで13時間、15Aで8時間。満充電からの航続距離は市街地を想定したアーバンサイクルで200kmとアナウンスされています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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