310馬力のシビックタイプRが右足に素早く反応する理由とは?

ついに300馬力を突破した2.0リッターターボを与えられた新型シビックタイプR。

駆動と操舵を前輪が担うFFモデルで228kW(310馬力)という最高出力は無茶ぶりのように思うかもしれませんが、実際に乗ってみるとパワーとシャシーのバランスに関しては、意外にも十分にシャシーの余裕があるように感じるのです。

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そう感じたのは、エンジン特性が予想以上にリニアリティに富んでいたことにあります。2.0リッターで310馬力という数字と、タイプRというキーワードから刺激的な性格のターボエンジンを想像してしまうかもしれませんが、このエンジンは歴代のタイプRに積まれたNAエンジンが持つ、レスポンスのよさを感じさせれるパワーユニットに仕上がっていました。

その理由は、やはりホンダの伝統的なデバイス「VTEC」にあったのです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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