三菱eKカスタム/eKワゴンが乗り心地や燃費を向上

ターボのeKカスタム「T Safety package」で街中と高速道路を走りましたが、シーンを問わずフラットな姿勢を保つ乗り心地が印象的で、軽ハイトワゴンの中でも十分に競争力を発揮できるレベルに到達しています。

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少し気になるのがエンジンやCVTなどパワートレーン系のサウンドが高めに感じる点で、同じ条件下で乗り比べた訳ではないので断言できませんが、静粛性では同クラスでトップ級と思われるダイハツ・ムーヴには若干及ばないかなという感じもします。

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それでも走りの洗練度はデビュー以来、着実に増している印象。同車の登場時はダイハツ、スズキといったトップランナーに少し及ばない点もありましたが、その差は些末なものと言っていいでしょう。

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燃費では、ターボ車にアイドリングストップ機構やアシストバッテリーの新採用により2WDで2.8km/L改善となる26.2km/L、4WDで2.4km/L向上となる25.0km/Lを達成。

なお、NAエンジン車は、エンジンのフリクション低減やCVT制御の見直しにより動力性能は確保しながら、燃費を2WDでは0.4km/L向上の30.4km/L、4WD社はアイドリングストップやアシストバッテリーの搭載により0.6km/Lアップの26.6km/Lに向上しています。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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