ハスラーも例に漏れず、11月の販売台数では、乗用軽自動車で10位の5702台にランクインしつつも、前年同月比76.2%と減らしているほか、前月比も68.1%と減っています。
12月7日から発売されているスズキ・ハスラーの一部改良後モデルと、特別仕様車「J STYLE2(2=ローマ字)」の設定により、販売のテコ入れが期待されているのは容易に想像できます。
今回の一部改良では、加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」をターボ車にも採用し、カタログ燃費を27.8km/Lに向上。なお、NAエンジン仕様は今年5月に「S-エネチャージ」にアップデートされています。
さらに、「X」、「Xターボ」にステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備し、全方位モニター付メモリーナビゲーションをメーカーオプションで用意。
ボディカラーも、ハスラー専用色でポップな印象の「アクティブイエロー ブラック2トーンルーフ」、「ポジティブグリーンメタリック ブラック2トーンルーフ」を新設定し、全11色とされています。
インテリアでは、シート表皮に新しいデザイン柄を採用するとともに、インパネとドアトリムにイエローのカラーパネルを追加採用。
さらに、新設定のハスラー専用色に、それぞれのボディカラーに応じたシートのパイピング色を取り入れ、計3色のインパネ・ドアトリムカラーと計6色のシートパイピング・カラーとすることで、より明るい雰囲気に仕立てられています。
カタログモデルの価格帯(特別仕様車をのぞく)は、NAエンジンの「A(2WD/5MTもしくはCVT)」の107万8920円〜「Xターボ(4WD/CVT)」の167万4000円です。
(塚田勝弘)