では、国産ブランドや貨物車を抜いた、いわゆる輸入乗用車のセールスはどうなっているのでしょうか。
●外国メーカー乗用車 新規登録台数・前年同月比(2015年11月)
1位 メルセデス 4893台・90.9%
2位 フォルクスワーゲン 3638台・68.2%
3位 BMW 3500台・97.0%
4位 BMWミニ 1961台・122.1%
5位 アウディ 1922台・76.9%
6位 ボルボ 1091台・111.9%
7位 フィアット 532台・156.0%
8位 ポルシェ 527台・96.7%
9位 プジョー 512台・112.8%
10位 スマート 401台・616.9%
前年同月比の数字を見てもわかるように、フォルクスワーゲングループのみならず、ドイツ系ブランドは軒並み数字を落としている(新車を投入したスマートを除く)のは、『ディーゼルゲート』と呼ばれるスキャンダルがドイツ車というブランドを毀損したという面があるのかもしれません。
ちなみに、JAIAの統計はブランド別になっているので、フィアットとアバルト(116台)が統計データではわけられていたり、シトロエン(141台)とDS(65台)が分かれていたりするので、肌感覚とちょっとしたズレが生まれることがあるので、若干の注意が必要です。
(山本晋也)