2015年11月の輸入車シェアトップは19.45%でメルセデス!!

では、国産ブランドや貨物車を抜いた、いわゆる輸入乗用車のセールスはどうなっているのでしょうか。

P90205880_highRes_bmw-i-megacity-studi

●外国メーカー乗用車 新規登録台数・前年同月比(2015年11月)
1位 メルセデス 4893台・90.9%
2位 フォルクスワーゲン 3638台・68.2%
3位 BMW 3500台・97.0%
4位 BMWミニ 1961台・122.1%
5位 アウディ 1922台・76.9%
6位 ボルボ 1091台・111.9%
7位 フィアット 532台・156.0%
8位 ポルシェ 527台・96.7%
9位 プジョー 512台・112.8%
10位 スマート 401台・616.9%

前年同月比の数字を見てもわかるように、フォルクスワーゲングループのみならず、ドイツ系ブランドは軒並み数字を落としている(新車を投入したスマートを除く)のは、『ディーゼルゲート』と呼ばれるスキャンダルがドイツ車というブランドを毀損したという面があるのかもしれません。

ちなみに、JAIAの統計はブランド別になっているので、フィアットとアバルト(116台)が統計データではわけられていたり、シトロエン(141台)とDS(65台)が分かれていたりするので、肌感覚とちょっとしたズレが生まれることがあるので、若干の注意が必要です。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる