東京モーターショー15で市販版FCV「CLARITY」をワールドプレミアしたホンダ。同社は11月17日、米ロサンゼルスオートショー15でも同車を初披露しました。
国内では来年3月にリース販売を開始する予定ですが、当面は少量生産でスタート。その後生産規模を拡大、リース販売と併せて通常販売を開始する予定といいます。
国内発売後に米国や欧州にも展開するそうで、米国では水素ステーションの整備が進むカリフォルニア州などの地区で発売した後、米北東部などに販売地域を拡大する模様。
トヨタ「MIRAI」との違いは、FCパワートレインをV6エンジン並みにコンパクト化してフード内に集約した点で、これにより大人5人が快適に座れるキャビンスペースを確保しています。
FCスタックのスペックはほぼ同等ながら、モーターの最高出力は「MIIRAI」の113kWに対して130kWに高められており、一充填当たりの航続距離は日本基準で「MIIRAI」の650kmを上回る700km以上、米国基準では300マイル(約483km)。
価格は「MIRAI」の723.6万円に対して約42万円高の766万円(共に税込)となっています。