内・外装のハイクオリティも印象的なダイハツ・キャスト

そして、2014年に登場した現行ムーヴ、2015年9月に登場した新型キャストなどに乗ってみると、ダイハツもまた頑張っている印象で、ホンダや三菱&日産連合と比べると、あくまで個人的な感想ですが、この軽2大メーカーが一歩先を走っている気がします(個別モデルではなく全般的に)。

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キャストも例に漏れず、内・外装の上質な雰囲気はなかなか良好で、豊かな面質や塗装の質や発色、内装のフィニッシュレベルまでまとまっています。

外観の特徴である台形のフォルムは、スポーティでありながらどっしりした安定感があり、細部ではルーフ/ルーフサイド/スポイラーに採用されている「Dラッピング」と呼ぶ独自技術も注目。カーボン調/ブラック、クリスタル調/ホワイトが設定されています。

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ボディカラーと同じ配色をするインテリアをメーカーオプションで設定するのは、いまや珍しくありませんが、こうした挿し色は見た目のよさに効果的なのはもちろん、ダッシュボードの表皮やドアトリムなどの質感もプラスチッキーになりがちな軽では健闘している印象。

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軽自動車がファーストカーとして選ばれる時代ですから、こうしたクオリティの面も見逃せないはずで、3つのバリエーションを用意するダイハツ・キャストは、ファミリーからパーソナルユースまで応えてくれる一台に仕上がっています。

(文/写真 塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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