【動画】ボルボとマイクロソフトの提案。クルマは3Dホログラムで体感して買う時代?

これまでクルマを買おうとするときは、ネットで情報を集め、ディーラー(販売店)でカタログを見たり、ショールームで実車を眺たりして、試乗して確かめる……といった手順をとっていたかもしれませんが、これからはディーラーでの体験が新しくなるかもしれません。

Volvo Cars Microsoft HoloLens

ボルボ・カーズとマイクロソフト社が、世界初のアイウェア型ホログラフィックコンピュータ「HoloLens」(ホロレンズ)を活用した、将来のクルマの選び方や買い方を一変させる提案のムービーを公開しています。

この3Dホログラムによるシステムを利用すれば、仮にショールームに実車がなくても、まるで目の前にクルマがあって、なおかつ自由自在な視点から確認できるのです。

しかも、メカニズムが気になるユーザーであれば、その中身を透視するように見ることができるというのもユニークかつ、実車では不可能な未来的な提案です。先進安全技術なども3Dホログラムの映像によって、わかりやすくなっているというのもアピールポイントといえるでしょう。

また、この「HoloLenz」は購入プロセスを一変させるだけでなく、積極的に製造現場に投入することで、品質レベルをアップさせることも期待されているのです。

そうした近未来像を示す約2分半のムービーも公開されています。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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