一方、11月20日から29日までの期間で開催中の米ロサンゼルスオートショー15ではC-HRがSCION(サイオン)ブランド車として公開されました。
先日の東京モーターショー15で同車の市販型が前倒しで発表されるのではとの憶測もありましたが、結局、C-HR市販型のワールドプレミアは2016年3月に開催されるジュネーブモーターショー16に持ち越されました。
新型プリウスに4WD仕様が追加されることで、C-HRへのシステム流用が可能になり、ようやくトヨタも人気のホンダ「ヴェゼル」やマツダ「CX-3」、日産「ジューク」といった競合車市場に4駆のコンパクトSUVをラインナップする流れに。
C-HRは来秋にトヨタ自動車東日本と欧州(トルコ)で生産が開始され、その後2018年から中国(天津、広州)、東南アジア(タイ)でも現地生産されるそうで、国内外5拠点で30万台程度の生産を目指す模様。
米国ではSCIONブランド車として投入されることに。
トヨタは2020年までにHVの年間販売台数を150万台(+19%)まで増やす計画のようで、「Vitz」などにもHVを設定することで、目標達成に繋げる考えとか。
新型プリウスに続く“TNGA”導入車となるC-HR。
HVだけでなく、1.2Lのターボエンジンを搭載したモデルも用意しているそうで、来年3月の市販モデル公開、さらには来秋の発売が今から待たれます。
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