幻のスーパーカー「ヤマハ・OX99-11」を間近に見る貴重なチャンス

ヤマハ発動機の企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ」(静岡県・磐田市)で、幻のスーパーカー『OX99-11』が2015年12月まで展示されています。

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2013年、2015年の東京モーターショーにおいて、四輪への参入を匂わせるコンセプトカーを出品しているヤマハ発動機ですが、その名前を冠した市販”予定”車は、1992年に発表されたOX99-11(オーエックス・ナインナイン・イレブン)だけ。

いわゆるバブル経済崩壊によりプロジェクト凍結の憂き目にあったスーパースポーツは、2015年に今でも十分に魅力的で、独創的。その中身を、あらためて紹介しましょう。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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