2016年3月発売の新型ホンダ・シビッククーペはダウンサイジングターボを搭載

Civic Type R Pan-European launch

セダンにつづき、クーペも設定された北米向けシビック。従来同様にスポーティな「Si」が追加されるのは既定路線といえますが、新しい試みとして、北米向けにも5ドアモデルやタイプRの設定を予定しています。

なお、北米向けのセダンやクーペを生産するのはアメリカ・インディアナ工場とカナダ・オンタリオ工場。5ドアはイギリス・スウィンドン工場にて作られる計画となっています。

シビックタイプR向けの2.0リッターターボエンジン「K20C」はアメリカで作られ、イギリスに送られて車体に積まれているといいます。新しいシビックは、大西洋を挟んだ生産体制が密接にリンクしていくシンボルといえそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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