ミラノショーでスズキがMotoGP直系の直4スポーツを世界初公開

2015年11月17日にイタリア・ミラノで開幕した二輪のモーターショー「EICMA2015(ミラノショー)」において、スズキはスーパースポーツのコンセプトモデルと海外向けのVツインエンジンを積んだニューモデルを世界初公開しています。

2016GSX-R

コンセプトモデルの名前は「GSX-R1000」。

保安部品の確認できるエクステリアからも、市販目前のスーパースポーツを示すコンセプトモデルといえそうです。

エンジンは、MotoGPでの経験を活かし、『ブロードパワーシステム』を採用した新開発の1000cc直列4気筒。四輪ではおなじみとなった吸気VVT(可変バルブタイミング機構)や、スズキの二輪車として初めて電子スロットルを採用するなどしています。

また、モード選択可能なトラクションコントロール、鋭いスタートダッシュを実現するローンチコントロールといった電子制御も搭載しているということです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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