ミラノショーでスズキがMotoGP直系の直4スポーツを世界初公開

もう一台は、新排ガス規制・ユーロ4をクリアしたモデルとして登場する645ccのVツインエンジンを積んだロードスポーツモデル「SV650」です。

suzuki_sv650

既存のVツインエンジンモデル「グラディウス」に対して8kgも軽量化したということで取り回し性の向上も期待できますが、さらに市街地のストップ・アンド・ゴーを考慮してエンジン回転数をわずかにあげる「ローRPMアシスト」も採用しています。

欧州や北米で販売するという「SV650」ですが、愛知県の豊川工場にて生産するという国産モデルであることもアピールされています。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる