【東京モーターショー15・ベスト3】個人的ナンバーワンはまさに浪花節のスポーツカー

個人的にはですね、テーマは「自動化」と「電動化」だったと思うわけです。2015年の東京モーターショーは。

「自動化」っていうのはもちろん自動運転のこと。

モーターショー開催の直前にトヨタが自動運転のデモを公開して話題になり、まるでそれに引っ張られたかのように(ということがあるわけなく実際にはだいぶ前から計画していたのですが)国産メーカー各社が自動運転のコンセプトカーを出展したり、プレスカンファレンスで自動運転車の市販化に言及したりと、一気に自動運転が近づいてきた印象を受けたのはボクだけじゃないでしょう。

「自動運転と言っても、現実的なレベルは寝ていれば目的に着くという水準じゃないよ!」というのは正論だけど、ここではいいっこなしで。

もうひとつの「電動化」とは、もちろんモーター駆動のこと。

とはいえ電気自動車(ピュアEV)だけでなく、モーターを駆動力に使うハイブリッドカーも含まれます。

たとえば輸入車ブース。BMWもアウディも、そしてフォルクス―ワーゲンも、前回の東京モーターショーと違ってハイブリッドカーがいっぱい並べてあったでしょ? 国産勢はもちろん、欧州勢も急激に電動化しているってことなんですよ。ベンツはあんまりなかった気もしますが、まあそれはそれ。

というわけで個人的ベストカーは、ジャーン!

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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