【東京モーターショー15】「ITS Connect」は実現しつつある最新の安全運転支援システム

頭上には歩行者センサーと760MHz帯アンテナを設置。同車への電波の送受信により、リアルタイムで行われる運転支援システムの利便性や有効性がデモンストレーションで紹介されています。

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インフラとクルマの「路車間通信」、クルマとクルマの「車車間」の双方向通信を活用するのが「ITS Connect」の肝ですが、とくにインフラの整備はトヨタだけではどうにもならないため、官民あげた取り組みが欠かせません。

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「ITS Connect」の車両展示は新型プリウスで、今回実用化された路車間・車車間サービスに加えて、今後実用化を目指すとしている「協調型ITS」の通信サービスの概要をパネルでも紹介。

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一方の「Ha:mo」は、今後展開予定としている「Ha:mo」を活用したシェアリングサービスが披露されています。超小型モビリティの「COMS」にテレマティクスサービスを組み合わせたルート案内機能により、「Ha:mo」で自由に観光地を移動する疑似体験などができます。TOYOTA_10

さらに、体験型モックアップの「Ha:moエージェント」も多くの注目を集めていて、次世代「Ha:mo」車両への搭載を見据えて、高度化する個人認証や音声認識システムを搭載されているもの。

大型ヘッドアップディスプレイを用いたルート案内機能などについて、「Ha:moエージェント(参考出品)」と称した体験型モックアップを用いて紹介されています。

プレスブリーフィングでは、終了間際に豊田章男社長が飛び入り参加し、「ITS Connect」など同分野の進化ぶりをアピールしていました。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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