EPAがフォルクスワーゲン・グループに対して、試験を検知する違法ソフトを搭載していたとして、大気汚染防止法の違反を追加通知したのは、以下のモデルとなります。
2014 VWトゥアレグ
2015 ポルシェ カイエン
2016 アウディA6クワトロ、A7クアトロ、A8、A8L、Q5
これまでフォルクスワーゲン・グループは、違法プログラムである「ディフィートデバイス」の搭載については、旧型の2.0リッター4気筒ディーゼルエンジンに限った話としてきました。
V6ディーゼルの違法プログラム使用についてフォルクスワーゲンは否定のリリースを出していますが、アメリカEPAによる指摘が事実となれば、特定のエンジンにかかわらずディフィートデバイスが使われていることを疑わせるものとなり、グループ全体での信頼を失うことになりそうです。
(山本晋也)
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