VWのディーゼル違法ソフト問題「ディーゼルゲート」、ポルシェにも搭載と指摘

東京モーターショー2015では、将来的なディーゼル車の日本導入を発表したフォルクスワーゲンですが、今度は最新ディーゼルへも違法ソフトの疑いです。

北米に端を発し、「ディーゼルゲート」と呼ばれるようになった、フォルクスワーゲン・グループのディーゼルエンジンへの違法ソフト『ディフィートデバイス』搭載問題が拡大しています。

Static photoColour: Florett Silver

フォルクスワーゲン・グループの2.0リッター4気筒ディーゼルにおける違法ソフト問題を指摘したEPA(アメリカ環境保護庁)が、同グループの3.0リッターV6ディーゼル搭載車にもディフィートデバイスの可能性アリと、現地時間の2015年11月2日に発表しました。

対象としてリストアップされたのは、フォルクスワーゲンだけでなく、アウディやポルシェのモデルも含まれます。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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