日本と北米で日産リーフが走行した軌跡が紹介され、世界で走り回った日産ローフの総走行距離は37億1102万2576kmだそうです。これは地球と太陽の間、12往復に相当するそうです。
これだけの実績でバッテリーに関する事故はゼロ、信頼性の高さもアピールされていました。
度重なる値下げなど営業努力があり、一部では苦戦とも報道されている日産リーフですが、今回のモーターショーで披露された新型では、現在の228kmから280kmに航続距離を伸ばすことで電気自動車オーナー(リーフ)が抱く不満のひとつを大きく緩和できると期待。
280km走行できると、充電1回あたりの走行距離のうち、ユーザーの約85%をカバーできることになるそうで、下のグラフはあるゴールデンウィークの1日の走行距離を示したもの。
ゴールデンウィークは、普段よりも遠出に使う人が多いはずで、日常使いなら280km走れば不足はなく、さらに将来的に500kmカバーできればEVの大きな課題のひとつは克服できた、といえるのではないでしょうか。
さらに、100km走行が可能な充電時間の半減も掲げていて、将来的には1/3程度まで減らすことも目標としています。
(塚田勝弘)