【東京モーターショー15】日産リーフが今まで走った距離は地球〜太陽間何往復分?

日本と北米で日産リーフが走行した軌跡が紹介され、世界で走り回った日産ローフの総走行距離は37億1102万2576kmだそうです。これは地球と太陽の間、12往復に相当するそうです。

NISSAN_04

これだけの実績でバッテリーに関する事故はゼロ、信頼性の高さもアピールされていました。

度重なる値下げなど営業努力があり、一部では苦戦とも報道されている日産リーフですが、今回のモーターショーで披露された新型では、現在の228kmから280kmに航続距離を伸ばすことで電気自動車オーナー(リーフ)が抱く不満のひとつを大きく緩和できると期待。

NISSAN_03NISSAN_02

280km走行できると、充電1回あたりの走行距離のうち、ユーザーの約85%をカバーできることになるそうで、下のグラフはあるゴールデンウィークの1日の走行距離を示したもの。

NISSAN_08

ゴールデンウィークは、普段よりも遠出に使う人が多いはずで、日常使いなら280km走れば不足はなく、さらに将来的に500kmカバーできればEVの大きな課題のひとつは克服できた、といえるのではないでしょうか。

NISSAN_09

さらに、100km走行が可能な充電時間の半減も掲げていて、将来的には1/3程度まで減らすことも目標としています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる