そんな「スズライト」の記念すべき第一号車のお客様は誰なのかご存じでしょうか?
資料によると、その方は“お医者さん”だそうです。
医師と聞くと高級セダンを乗り回しているイメージが強いですが(ドラマの見すぎ?)、そのお客様は「早く患者さんのところに往診にいきたい」ということから「スズライト」を購入したとのこと。たしかに、小柄なボディなら狭い道でもキビキビと走れますよね。
その後、仕事に役立つクルマとして発展を遂げ、いまでは生活を支える交通手段として先述したとおり多くの人に愛されるクルマとなっています。
さらに、日本で培った技術は新興国向けのクルマにも応用されており、各国のクルマ社会の発展にも寄与しています。
人の暮らしに合わせて進化の足を止めない軽自動車。現在も拡大を続けるバリエーションが今後どのような姿に変わっていくのでしょうか?
(今 総一郎)