インテリアデザインをタンとブラックによりトータルコーディネートすることで、上質な室内空間を実現。S207の金属調加飾とは対照的に、パワーウインドウスイッチパネルや、シフトレバーまわり、パーキングブレーキスイッチ周りにピアノブラックパネルを採用することで、落ち着いた印象となっています。
細かな部分ではインパネ加飾パネル、オーディオ/空調パネル、エアコンサイドベンチグリルに、ピアノブラックの加飾がスポルヴィータ専用アイテムとして装備されています。
他にも、サイドシルプレートが標準のステンレス製のものであるのに対し、ダークブラックに変更されるなど、さりげない部分でも標準車との差別化を図っています。
エクステリアでは、光輝タイプのヘッドランプベゼルを採用しており、国内仕様のWRXではスポルヴィータ専用のアイテムとなっています。
高艶ベロアメッキのサイドガーニッシュも、サテンメッキ調ドアミラーや、ハイラスター塗装の18インチホイールとのマッチングも考慮されたスポルヴィータ専用品。
また、光輝ウインドゥモールを特別装備し、サイドビューに上質な印象をプラスしています。
トランクガーニッシュにもサイドガーニッシュ同様高艶ベロアメッキを採用し、スポルヴィータの上質なイメージを印象付けています。
足回りには245/40R18ハイパフォーマンスタイヤをセットし、上質な内外装としながらも、WRXのハイパフォーマンスな走りを愉しむことが可能な仕様となっています。もちろんアイサイトVer3が標準装備されるほか、より広範囲の車両周辺環境を検知するアドバンスドセイフティパッケージも標準装備。
「WRX S4 SporVita(スポルヴィータ)」は、上質な内外装をまといながらも、WRXの持つハイパフォーマンスな走りを満喫できるモデルとして、市販の待ち遠しい限定車といえそうです。
(井元 貴幸)
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