【東京モーターショー15】シートメーカーのTSテックは感情を理解するシートを参考出品

TSテックはクルマ用シートやドアトリム、二輪車用シートなどを開発から生産まで一貫して行う自動車内装部品の総合メーカーです。

50年以上クルマやバイクのシートを作って来たTSテックは、「座ラボ」という「座る」を哲学し科学する研究会を作り、シートの魅力や新たな可能性を探究しています。

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今回のモーターショーでは「Touch 座 Dream」をコンセプトに、みんなの夢、未来の座るを提案し、昨日発表されたばかりのホンダシビックタイプRのフロントシートをはじめ、実際に触れて体感できる製品を展示しています。

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中でも注目が、感情を理解するシートです。

クルマのシートが乗る人の感情を理解し、その感情に応じて車内空間が変化します。自動車運転時代に応じたくつろぎのリラックスモードや同乗者との会話が弾むコミュニケーションモードなど、車内のムードを演出するために脳波を読み取って、シートの色を変化させることで、楽しい室内空間作りを提案しています。

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そしてもう一つが、相棒シート。

前回のモーターショーで出品した相棒シートをさらに進化させ、正しい姿勢を促し健康を提案するシートへと進化しています。クルマに乗るだけで健康になるなんて、すごく素晴らしいことだと思いませんか。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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