TSテックはクルマ用シートやドアトリム、二輪車用シートなどを開発から生産まで一貫して行う自動車内装部品の総合メーカーです。
50年以上クルマやバイクのシートを作って来たTSテックは、「座ラボ」という「座る」を哲学し科学する研究会を作り、シートの魅力や新たな可能性を探究しています。
今回のモーターショーでは「Touch 座 Dream」をコンセプトに、みんなの夢、未来の座るを提案し、昨日発表されたばかりのホンダシビックタイプRのフロントシートをはじめ、実際に触れて体感できる製品を展示しています。
中でも注目が、感情を理解するシートです。
クルマのシートが乗る人の感情を理解し、その感情に応じて車内空間が変化します。自動車運転時代に応じたくつろぎのリラックスモードや同乗者との会話が弾むコミュニケーションモードなど、車内のムードを演出するために脳波を読み取って、シートの色を変化させることで、楽しい室内空間作りを提案しています。
そしてもう一つが、相棒シート。
前回のモーターショーで出品した相棒シートをさらに進化させ、正しい姿勢を促し健康を提案するシートへと進化しています。クルマに乗るだけで健康になるなんて、すごく素晴らしいことだと思いませんか。
(萩原文博)