だだっ広い東京モーターショーの会場には、身近な市販車もあれば刺激いっぱいのスポーツカーもあるし、ため息の出そうな高級車だって見ることができます。そしてもちろん、癒されるクルマだって。
今回のモーターショーにおいて癒しのクルマを集めたブースといえばやっぱり「NORINORI」「Tempo」「HINATA」などゆるーいキャラのコンセプトカーが並ぶダイハツ。
モデルさんも妙にゆるふわな感じで、会場を歩き回って疲れた体に元気を与えてくれる気が……いや、気分だけじゃなくて本当に元気が出てきます。
しかし、見つけました。それ以上に癒されるクルマを展示しているブースを。
それが、東ホール6の奥にある「高山自動車」。
見てください、このカワいらしさ。愛くるしさ。癒される感じ。まるで実物大のチョロQみたい……。全長2.4m×全幅1.3m。軽自動車よりふたまわりも小さいうえに、このデザインですからキュートなわけがありません。
実はこのクルマ、実際にナンバー(青ナンバー)を取得できる超小型の電気自動車。シャシーやパワートレインがユニット化されていて、車体は好みのデザインで作れるんだそうです。
最高速度は60km/h。運転には普通免許が必要だそうです。いずれにせよ、見ているだけで癒されること間違いなしですね。もちろん市販もしているので、一台いかがですか?
(工藤貴宏)