そうきたか!
ビックカメラとユニクロの「ビックロ」とか、ピザーラ味のカップ焼きそばとか、クルマでいえばトヨタ・カムリとアメリカのブランド「コーチ」とか、まさか!と思わせる組み合わせが楽しみなコラボレーション。
というわけで東京モーターショーにおいて発表された、もっとも意外なコラボレーションといえばコレじゃないでしょうか。
なんと、横浜ゴムがイングランドのサッカーチーム「チェルシーFC」をコラボしたタイヤを作っちゃったのです。もちろん市販品として。
これは横浜ゴムが同サッカーチームとスポンサー契約を結んだことを記念したもの。タイヤは「BluEarth-A」がベースで、サイドに「CHELSEA FC」とロゴを入れちゃいました。
サイズは225/45R17 94W、205/55R16 91V、195/65R15 91Hの3つ。欧州、アジア、南米などで販売が予定され、日本では10月29日から11月30日の期間限定で横浜ゴム系列のタイヤショップ「タイヤガーデン」「グランドスラム」で注文を受け付けるそうです。なんともレアですねー。
また同社は、2016年から日本のトップフォーミューラーカテゴリーである「フォーミュラーニッポン」においてタイヤをワンメイク供給することも発表。ブランドはもちろん「アドバン」。20年ぶりとなるトップフォーミュラー向けタイヤ開発を通し、技術向上とモータースポーツの盛り上げを狙うそうですよ。
燃費ばかりが声高に叫ばれるクルマ業界だけど、もちろん走りの楽しさだって忘れない。フォーミュラーニッポンへのタイヤ供給宣言からは、そんな意気込みが感じられました。
(工藤貴宏)