皆さんはマツダにどのようなイメージを持っているだろうか?
恐らく世代によって様々だと思うが、その中でも比較的共通認識なのは“走りがいい”だろう。
そのキーワードで重要になるのが、広島、横浜、アメリカに続くマツダの第4の開発拠点である「MRE(マツダR&Dヨーロッパ)」だ。
設立は1990年と日本の自動車メーカーの欧州拠点としては古く、今年で25周年を迎える。
フランクフルト市内から北にクルマで30分ほどのオーバーヴァゼルと言う閑静な街に位置し、元々ロウソク工場だった約76,000㎡(東京ドーム約1.6個分)の敷地には、デザインスタジオ/整備場/各種試験室などが設けられ、現在は約100人のスタッフ(日本人は15~20人)が働いている。普段は非公開の施設だが、今回特別に見学させてもらった。