車中泊女子が読み解く、キャンピングカーにあってよかったもの・そうでもないもの

私は何しろキャンピングカーに住んでいる訳ですから、もっとも重要視しているのは「居住性」です。

電気・水・ガスなど、ストレスのないライフラインの確保が最優先なので、わたしの「装着してよかった」第1位は「ソーラーシステム」です。

インバータは、それに付随しているという感覚ですね。サブバッテリーは今のところディープサイクル(105A)を4個つけています。

FFヒーターや冷蔵庫やトイレは、あるに越したことはありませんが、これらをフル装備するとキャンピングカー自体が大型化することになり、機動性が失われます。

実際、わたしのキャンピングカーは4トントラック相当なので狭い道は難儀しますし、店舗もそれなりの広さの駐車場がないと利用できません。

キャンピングカーを選ぶとき、ご自分の活用シーンを想像して装備の優先順位を割り出しておくといいですよ。

(松本しう周己)

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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