ミツミ電機が45%小型化した車載向けGPS/GLONASSアンテナを開発

ミツミ電機は、容積を同社従来品比で55%とし、45%の小型化を達成した車載向けGPS/GLONASSアンテナの新製品「GPA-CS200」を発表しました。

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この新製品GPA-CS200は、車両に載せる電子機器が増加してアンテナ搭載スペースの確保が厳しくなっている現状を改善することを狙っています。しかも新製品は同社既存のGPSのみ対応した製品と同じ容積、つまり従来の製品と同じ大きさでGPS/GLONASSの両方式に対応できるという特長があります。

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ここでGLONASSという衛星測位システムをご説明します。GLONASSは、アメリカ政府が運用しているGPSに対して、ロシア政府が運用している衛星測位システムのことで、GLONASSは2011年に全世界で利用可能になりました。つまり、今回の新製品アンテナはアメリカのGPSとロシアのGLONASSの両方式の電波を受信することができるのです。

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GPA-CS200の本体の大きさは36.0mm(幅)×33.0mm(奥行)×12.8(高さ)mmで、車体への固定はマグネットまたは両面テープを使用して固定するようになっています。アンテナの受信能力つぃては、総合利得で27dBiの性能を備えています。またSAWフィルターを装備して、耐妨害特性を確保し、防水性も備えています。

小型でGPS/GLONASSの両方式に対応できるGPA-CS200は、アンテナが目立たず車載ナビを搭載しやすくするというメリットが期待できます。

(山内 博)