今回のBMW M4 GTS には、当然ながらBMW Mのエンジニアの革新力が集約されています。
3.0Lの直列6気筒を積む気になるエンジンスペックですが、ウォーター・インジェクションの採用により最高出力は500 psまで向上し、最大トルクは600Nmを発揮。0-100km/h加速は3.8秒、最高速はリミッターが作動する305km/h。トランスミッションは7速DCTで、ローンチコントロールにも対応します。
さらに、内・外装にカーボンを多用したインテリジェント・ライトウェイト構造により1510kg(DIN空車重量)という軽量化もあって、3.0kg/psというパワーウェイトレシオを達成しています。燃費はベース車と同レベルの8.3L/100 kmを確保。
また、テールランプには、量産モデルで初めて有機LED(OLED)が採用されています。価格や販売時期などはまだ明らかになっていませんが、ファン垂涎のモンスターM4は必見です。
(塚田勝弘)