フォード・フォーカスがビッグマイナーチェンジで、1.5Lにダウンサイジング

今回のマイナーチェンジでは、最新の「フォード顔」となったフロントマスクがまず注目点。新世代のフォード・グローバル・デザインDNAが注ぎ込まれ、フォーカスの高い運動性能をよりアピールする外観になっています。

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インテリアにはフォード「MyFord Touch」を採用するなど、先進的な印象のインテリア空間に仕上げるとともに、オプションでインパネにフィットしたナビを設定するなど実用性も高めています。

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最大の注目がダウンサイジングターボの採用。従来の2.0LのNAエンジンから高効率を誇るダウンサイジング・ターボエンジンの1.5L「EcoBoost」に変更され、トルク、パワーを向上する一方で、燃費も約20%改善。

1.6 liter four-cylinder EcoBoost engine

同エンジンに、待望のパドルシフトを加えた「SelectShift付」6速ATが組み合わされています。

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さらに、ボディとシャシー剛性の見直し、およびサスペンションの最適化により、ドライビングパフォーマンスがよりブラッシュアップされています。

グレードは2グレードで、上級グレードの「Sport+ EcoBoost(スポーツプラス エコブースト)」には、縦列駐車と後退による車庫入れ駐車時のハンドル操作を自動で行う「アクティブ・パークアシスト」や、走行中に車線を逸脱しそうになると、自動で補正してくれる「レーンキープ・システム」を搭載。

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ほかにも車両と一定の車間距離を保ちながら、設定速度に従って加減速を自動で行う「アダプティブ・クルーズコントロール」などの最新技術も充実。

価格はSport+ EcoBoost(スポーツプラスエコブースト)が349万円、Sport EcoBoost(スポーツエコブースト)が309万円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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