BMW X5 xDrive 40e プラグインハイブリッドのSUVが日本登場! 価格は927万円から

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プラグインハイブリッドのキーデバイスとなるリチウムイオンバッテリー(総電力量 9.0kWh)などはi8で開発したモジュール設計のユニットを利用。エンジンは2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ(単体スペック:180kW、350Nm)に、トルクコンバーター部分に駆動モーター(83kW、250Nm)を組み込んだ8速オートマチック・トランスミッションによりパワートレインは構成されています。

システム最高出力は230kW(313ps)、最大トルクは450Nm(45.9kg-m)となっています。

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また、電気モーターとガソリンターボエンジンの使い分けにについては、以下の3つのモードからドライバーが「eDrive」ボタンで選ぶことができます。

AUTO eDrive
モーターとエンジンを最適なバランスで使うデフォルトモード。約70km/hまではモーターだけで走ることができ、70km/h以上の速度、または250Nm以上のトルクが必要になると、自動的にガソリン・エンジンが始動するモードです。

MAX eDrive
できるだけゼロ・エミッション走行(モーターだけで走る)とするモードで、120km/hまで電気モーターの駆動力で走行します。また、EV走行の航続距離は31kmということです。

SAVE Battery 
エンジンだけで走行するモード。バッテリー残量の低減を抑えるとともに、ブレーキ回生システムにより、バッテリーの充電量を最大50%まで増やすことが可能となっています。

いずれのモードを選択していても、シフトレバーを「S」に入れるとエンジンとモーターをフルパワーで利用することができます。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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