最大の魅力といっていい外観では、フロントグリルをはじめ、フルLED化されたヘッドランプやリヤコンビランプ、フォグランプ、テールゲートスポイラーなどが変更されているほか、フロントバンパーはよりダイナミックな形状になっています。
エアインテークも大型化され、迫力ある見た目だけでなく、冷却性能性も向上させています。また、シートのデザインも一新され、カラーバリエーションも拡充。
グレード体系も変更され、「SE」、「SE Plus」、「HSE」、「HSE Dynamic(クーペ/5ドア)」の5つになり、日本での売れ筋である5ドア中心のラインナップになっています。
オプションでは、あらゆる路面状況下でドライバーがペダル操作をせずに、トラクションを最適化して車両を一定の速度(1.8km/h~30km/h)で前進、後退させ続ける「オールテレイン・プログレス・コントロール・システム(ATPC)」を用意。
リヤバンパーの下で足先を軽く横に振るだけでテールゲートゲートの自動開閉ができるハンズフリー・パワー・テールゲート、マッサージ機能付きシートなどが追加されています。
ほかにも、8種類のオプションパックも用意し、より洗練された一台を選べるようになったのも高級シリーズの「レンジローバー」だけに朗報といえそうです。
ランドローバーでは、新たにディスカバリー・スポーツという選択肢が加わっていて、実用性を追求する人だけでなく、イヴォークのユーザーとも多少重なってきそうですが、今回のデザイン変更により再度大ブレークとなるか気になるところ。
価格は、「レンジローバー・イヴォークSE」が 496万円、「レンジローバー・イヴォークSE Plus」が587万円、「レンジローバー・イヴォークHSE」が642万円、「レンジローバー・イヴォーク クーペ HSE Dynamic」が687万円、「レンジローバー・イヴォーク HSE Dynamic」が 687万円です。
■レンジローバー・イヴォークに限定車「URBANITE(アーバナイト)」追加
https://clicccar.com/2015/07/07/315127/
■レンジローバー・イヴォークは雪上でも軽快! 安心!
https://clicccar.com/2015/03/17/298049/
■より洗練された「レンジローバー・イヴォーク」の2016年モデルは燃費も向上
https://clicccar.com/2015/03/14/297463/
(塚田勝弘)