EVの累積販売台数が世界全体の約4割のシェアを占める米国で、カーポート型の太陽光発電によるEV充電スタンドが登場しました。
EVを充電するための電気を火力発電などの化石燃料由来ではなく、自然エネルギーによる電気に置換すべく開発されたシステムです。
カリフォルニア州サンディエゴ市に拠点を置く「Envision Solar」社が開発した「EV ARC」と称するシステムで、既に「Google」社や「Ace Parking」などで導入が進んでいます。
「EV ARC」のサイズは縦4.9m×横2.7mほどで、クルマ1台分の駐車場内に収まる設計になっています。
2.5kW、もしくは3.3kW仕様の太陽光パネルにより、年間3800‐7000kWhの電力を発電します。