登場から26年、RB26が名機と呼ばれる理由を見た!

26年前の1989年8月21日にスカイラインR32GT-Rが発売されました。先代のケンメリの生産終了以来、実に16年振りにGT-Rが復活したのです。

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今では、スカイラインR32GT-Rを手に入れるには中古車しか手段がありません。しかし現在R32GT-Rの中古車はもの凄い勢いで減少しているのはご存じでしょうか。中古車情報サイトで調べてみると、3カ月前には日本全国に150台流通していたのですが、現在では100台を切ろうとしています。

これは北米をはじめ、海外へどんどん流出しているからです。実は、車齢25年未満の車種には様々な規制が設けられているのですが、R32GT-Rのように車齢25年を超えると規制が無くなり、海外への輸出が簡単にできるからです。これはちょっとした危機といえます。

そのスカイラインR32GT-Rから始まり、R34GT-Rで幕を閉じた第2世代スカイラインGT-Rに搭載されたエンジンがRB26DETTです。今回はこの名機と呼ばれるRB26の凄さを改めて実感する機会ができました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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