先頃、欧州に上陸を果たしたFCV(燃料電池車)「MIRAI」。
遂に日本の最先端技術を満載した水素で走る究極のエコカー「MIRAI」の海外輸出が始まりました。
9月から水素ステーションが設置されているイギリス、デンマーク、ドイツで販売が開始され、他の国についてもインフラ整備が整う2017年以降に販売が開始される予定になっています。
そうした中、いち早く日本で「MIRAI」を購入、早々とラリー仕様車に改造して8月21日から23日に渡ってドイツで開催されたWRC第9戦「ラリー・ドイツ」に出場を果たしたドライバーがいます。
その快挙を成し遂げたのはお馴染みの自動車評論家、国沢光宏氏。
全日本ラリーに出るために自身の「MIRAI」を分解してラリーカーを製作していることがWRCのプロモーターの耳に入り、「ラリー・ドイツで走ってみては?」ということになったそうです。
今回、同氏の現地での走りを捉えた動画がドイツ トヨタによって公開されました。
このクルマ、ノーマル仕様の「MIRAI」にロールケージやバケットシートを組込んだだけで、改造部位はブレーキパッド強化やラリータイヤの装着など、必要最小限。
それにも拘わらず、映像のとおりWRCの過酷なコースを結構攻めてます。