8月27日に一部改良を受けたマツダ・アクセラも、販売台数の約半数を占めるというガソリン車(SKYACTIV-G 1.5)において、AT制御の改良により燃費を従来モデルの19.4km/Lから20.6km/L(6AT/2WD)に向上させています。
これにより、平成32年度燃費基準を達成、エコカー減税の減税率も向上させて商品力を高めています。
また、上級グレードの「15S Touring」に4WDのグレードを追加しているのもニュース。こちらは燃料消費を抑えながら、優れた走破性と車両の安定性を実現するマツダの新世代4WDシステム「i-ACTIV AWD(アイアクティブ・エーダブリュディ)」が搭載されています。
さらに装備面の充実も図られています。走行中に後側方から接近する車両を検知してドライバーに知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、駐車場などで後退する際に接近する車両を検知してドライバーに知らせる「リヤ・クロス・トラフィックアラート(RCTA)」を採用。
ほかにも、「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」の走行車線表示をよりわかりやすいものに変更(XD、20S Touring L Package、20S Touring、15S Touring)するなど、ドライバーに優しい機能を磨き上げています。
価格ですが(今回の一部改良車のみ)、1.5Lガソリンを積むアクセラスポーツ/セダンが176万400円〜235万4400円。2.0Lガソリンを搭載するアクセラスポーツが227万8800円〜255万9600円。2.2Lディーゼルのアクセラスポーツが306万7200円。
なお、ハイブリッドモデルの装備、価格は変更ありません。
(塚田勝弘)