先代よりも10mm短くなった全長4180×全幅1830mmというサイズでありながら、ホイールベースは40mm延長されており、前後オーバーハングが切り詰められています。
見た目だけでなく、操縦安定性や乗り心地の面でも実力をアップさせたディメンションで、切れ味鋭い彫刻的なスタイリングも印象的。
マトリックスLEDの採用などエクステリアの見どころは満載ですが、「アウディバーチャルコクピット」と名付けられたインパネが注目を集めそう。
こちらは、速度やエンジン回転数などが分かるだけでなく、12.3インチの大型ディスプレイにナビまで表示する、新しい車載インフォテインメントでもあります。
「アウディコネクト」も当然ながら搭載されていて、インターネットへの常時接続によりリアルタイムの情報を入手できるほか、Audi connect Navigator を利用すると、オペレーターと対話しながら施設検索サービスや予約手配サービスも享受できます。
ロードスターモデルに用意される電動ソフトトップは、マグネシウム、アルミを採用し軽量化を実現しつつ、開閉は約50km/h 以下であれば走行中でも可能で、約10秒で完了。
最新アウディのデザインや装備だけでなく、走りの面でも注目ですが、クーペ/ロードスターの市場に初代TT以上の旋風を巻き起こせるか、期待の高まる新型といえるでしょう。
■革新的なコクピットを採用した新型アウディTT/アウディTTSが日本デビュー!
https://clicccar.com/2015/08/20/322724/
(塚田勝弘)