新型ソリオは現行型と同様に、スタンダードなソリオと押し出し感を強めたバンディットの2種類を設定しています。
見た目の変更は一見大きくなさそうですが、中身はガラリ一変しています。
新開発のプラットフォームの採用によって室内はさらにゆとりあふれる空間となり、スライドドアの開口幅も拡大し、乗降性が向上しています。
そして新開発のエンジンは、ISGと呼ばれるモーター機能付発電機と専用リチウムイオンバッテリーを搭載したマイルドハイブリッドとすることで、JC08モード燃費は現行型の25.4km/Lから約10%アップした、クラストップの27.8km/Lを実現しています。
ライバル車のポルテ1.5Fが22.2km/L、キューブ1.5XVセレクションが19.0km/L、フリードスパイクハイブリッドが21.6km/Lなので、ソリオの高い燃費性能が頭一つリードしていますし、エコカー減税は取得税80%、取得税75%減税となっています。
気になる安全装備は、軽自動車のスペーシアに搭載されたステレオカメラ方式のデュアルカメラブレーキサポートを搭載しています。ライバルの3モデルに衝突回避ブレーキのプリクラッシュセーフティシステムなどが採用されていないことを考えると、ソリオにとって大きなアドバンテージと言えます。
高い燃費性能と安全装備を充実し、さらに魅力がアップした新型ソリオ。発売が待ち遠しいですね。
・ソリオ&ソリオ バンディット(ティザーサイト)
http://www.suzuki.co.jp/car/solio_soliobandit/
(萩原文博)