スマートウォッチで運転できるZFの次世代ビークル

自動車の「あったらいいな」はまだまだたくさんあります。そう思わせてくれるのが、ZFの「Advanced Urban Vehicle(アドバンスト・アーバン・ビークル、以下AUV)」です。

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様々な次世代の自動車に求められる実験素材を体験することができました。

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初心者をはじめ、多くの人が苦手なのが車庫入れや縦列駐車でしょう。なぜ、苦手かといえば、ボディの見えてない部分を予想して障害物に当たらないようにクルマを操作しなければならないからでしょう。

それを外から見えるように、カメラと車内モニターでサポートする製品はすでにあります。

見えてるんなら自分でやってよ、と言いたくなるのが人情ですが、AUVではそれを自動でやってくれます。ドライバーは車内からはもちろん、車外からスマートウォッチやタブレットなどでも駐車コマンドを与えることが可能です。

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制御系で自動駐車を可能にしただけでなく、サスペンションにも工夫を凝らし、最大で75度までのステアリング切れ角実現。世界中の都会での駐車スペース問題を少しでも解決してくれることでしょう。

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AUVは、そのほかにも次世代自動車の提案があります。

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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