でも、理由は単純で納得のいくもの。なぜなら、TC-SSTモデルの生産はすでに終了しているからです。
実は昨年7月の一部改良時に「14年度中にTC-SSTモデルの生産を終了」し、その残り台数が「約1035台」と公式にアナウンスされていたのでした。そして宣言通り2015年3月末までには生産が終わっていたのです。
泣いても笑っても、この『ファイナルエディション』を持って、23年間続いたランサーエボリューションの歴史は終了します。
個人的には、まるでドライバーの意図をくみ取るかのように曲がるランエボXのハンドリング性能凄さが印象的でした。それは4WD統合制御技術『S-AWC』の賜物なのですが、三菱広報によると「ランエボで培われた4WD技術は今後も受け継がれます」とのことです。
期待してますからねっ!
(工藤貴宏)