ランエボ最終モデルは、どうしてTC-SSTがないのか?

でも、理由は単純で納得のいくもの。なぜなら、TC-SSTモデルの生産はすでに終了しているからです。

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実は昨年7月の一部改良時に「14年度中にTC-SSTモデルの生産を終了」し、その残り台数が「約1035台」と公式にアナウンスされていたのでした。そして宣言通り2015年3月末までには生産が終わっていたのです。

泣いても笑っても、この『ファイナルエディション』を持って、23年間続いたランサーエボリューションの歴史は終了します。

個人的には、まるでドライバーの意図をくみ取るかのように曲がるランエボXのハンドリング性能凄さが印象的でした。それは4WD統合制御技術『S-AWC』の賜物なのですが、三菱広報によると「ランエボで培われた4WD技術は今後も受け継がれます」とのことです。

期待してますからねっ!

(工藤貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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