最新D型に試乗、スバルBRZはワンランク上のクーペになった

2015年4月16日から発売となっている最新型(アプライドD)のスバルBRZに、あらためて乗ることができました。試乗したのは、アプライドDとなってクルーズコントロールの装備された最上級グレードの「S」、6速MTです。

BRZ_D

アプライドDにおける主な改良点は、 『電動パワーステアリングの特性変更や車体の一部剛性向上』とアナウンスされていますが、だからといって落ち着く方向というわけではありません。エンジン吸気音を室内へ取り込むなどのFRスポーツクーペとしての刺激的なキャラクターも残っています。

そして、市場の変化により、BRZのポジションが変化したことと、アプライドDで見せた進化の方向性が絶妙にリンクしているように思える点にも注目したい試乗となりました。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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