レクサスISに2.0L直噴ターボの「IS200t」を追加し、爽快な走りを獲得

NX200tは、238ps/4800-5600rpm、350Nm/1650-4000rpm。一方のIS200tは245ps/5800rpm、350Nm/1650-4400rpm。最高出力が7ps上乗せされ、最大トルクは同値ですが、400rpmほどトルクバンドが広くなっています。

車両重量はNX200tが1710〜1800kg。IS200tは1620kgと90〜180kgも軽く、パワーアップとなれば走りにも期待をいだかせます。

IS_01

また、IS200tにはIS350やRC Fなどでもお馴染みの8-Speed SPDS (電子制御8速オートマチック)が採用されていますから、シフトフィールの面でもさらに改善されているはず。

さらに、フロントにパフォーマンスダンパーが標準装備され、ハンドリング特性をよりシャープにすることで、高い操縦安定性を実現しているとのこと。

燃費はNX200tが12.4〜12.8km/Lで、IS200tは13.2km/Lと、重量が軽くて多段化されたこともあって少し向上しています。

IS200tの価格は、素のIS200tが454万4000円、IS200t F SPORTが509万2000円、IS200t version Lが508万7000円。積雪寒冷地域のニーズに応える形で、IS300hにAWD仕様を追加設定されているのもニュースです。

さらに、一部改良としてボディカラーに「F SPORT」専用色のヒートブルーコントラストレイヤリングなどを加えた全10色を設定。これらによりISシリーズの価格帯は、454万4000円〜627万8000円になっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる