1973年に登場した初代パサートは、42年の間で7代にわたって代替わりをし、今回は先述したように8代目。
新型パサートもセダンとワゴンのヴァリアントが用意され、エンジンは全車に1.4L TSIエンジンと7速DSGが組み合わされています。
この新エンジンには、軽負荷走行時に4気筒のうち2気筒を休止させるアクティブシリンダーマネジメント(ACT)、アイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムを全車に採用。
パサートとして当然ながら史上最高となり、輸入車でもクラストップのカタログ燃費20.4km/Lを実現しているのも見どころのひとつです。
グレードは「TSI Trendline」、「TSI Comfortline」、「TSI Highline」、「TSI R-Line」の4つで、セダン、ヴァリアントともに同一。価格帯は、セダンが329万〜460万9800円、ヴァリアントが348万9900円〜480万9700円です。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)