マークラインズによると、トヨタ、ホンダ、マツダが中国で好調な販売を維持しているようです。
中でもトヨタは6月の中国新車販売が前年同月比+41.7%増の10万600台と、2桁台の大幅増を達成、3カ月連続で前年実績を上回っています。
1-6月の累計販売は51万2,800台(+10.1%)で、通年目標である110万台の達成を目指している状況。
6月度の内訳では主力のカローラが2万5,000台を突破するなど販売を牽引、小型車のヴィオス(1万2,000台)やレビン(1万台)がそれに続いています。
中国で人気のSUVでは3月に発売した新型「ハイランダー」が好調で5月、6月ともに9,000台超となり、同クラスのライバル車をリードしています。
下半期にはクラウンの低価格モデルやカローラHVの発売を予定しているようで、2.7L版の「プラド」についても市場投入する計画とか。
またホンダも6月の中国新車販売が7万3,381台(+26.1%)と好調で、4カ月連続増となっています。1-6月の累計販売はトヨタに続く46万901台(+30.4%)に。
マツダについても6月の販売が1万7,400台(+14.2%)、1-6月の累計販売が11万5,979台(+17.3%)と、上半期として過去最高を更新。
アクセラなどスカイアクティブ3車種が全体を牽引しており、8月にはアテンザの2015年モデル投入を予定しているようです。
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